刑務所内用語(1)
刑務所で看守として勤務するときに出てくるいろんな用語の解説など。
- 戒護
- 広義の定義だと、行刑施設が自ら安全及び秩序を維持するため、非収容者(例外的に一般人)に対し、警戒し、監視し、指導し、命令し、さらには安全・秩序が侵害されそうになったり、侵害されたときには、侵害を阻止したり排除したりして現状に回復させるために、直接実力行使すること。
ということで、刑務官のメインの業務は戒護という言葉でくくられる。
- 行刑施設
- 刑務所や拘置所のこと。
- 被収容者
- 受刑者や未決拘禁者のこと。
- 立会
- 文字通りなのですが、非収容者が行ういろんな行動に対して立ち会いすること。もちろん戒護はしないとダメ。
例えば、慰問などの行事で勤務に就く場合だと行事立会となる。
- 接見
- 面会のこと。受刑者の場合は、階級によって月当たりの回数が決まっている。
- 横臥
- 横になること。これができる時間帯は決められている。体調が悪くて起きあがれない場合は横臥許可をもらうことになる。
- 願箋(がんせん)
- 被収容者がいろんなお願い事をするための用紙。物を購入する、私物を出し入れする、投薬を受ける等々その他諸々のお願いをするために必要。
- 捜検
- 居室検査。居室に持ち込んではいけない物(反則品)を持ち込んでいないか、反則品でなくても必要以上に持ち込んでいないかを検査すること。刑務所だと工場に出ていることがほとんどなので比較的時間に余裕があるけど、未決拘禁者や工場に出ていない受刑者だと、入浴や運動に行っている隙をぬってやらないといけないので大変。各居室が1ヶ月に1度程度の割合になるような感じで行われている。
捜検をした痕跡もなるべく小さくしないといけないし。相手が非収容者といえど、他人様の物を触ることになるので、非常に気を遣う。
当然、反則品が見つかった場合は懲罰の対象になる。
- 検身
- 身体検査のこと。男子施設には検身場なるものがあって、工場から居室に戻るときに非収容者を裸姿にして検査するけど、女子施設ではそこまではなし。女子施設の場合、日常は、居室への出入り時などに服の上から行う。女子施設で裸検診するのは入所時、仮出所者用居室に入る前など。裸検身の時は下の穴まで見ないといけないのだ……
8月 13, 2004 用語 [1] | Permalink
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