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退職の理由

以前に、メールでご質問を受けていたのですけども、どうやら届いていないようですので、こちらで書くことにしました。

私自身が、刑務官の仕事を辞める原因になったのは、看守部長昇進後に鬱病にかかってしまったことでした。

鬱病にかかってしまったのは、看守部長になって仕事上の量や責任が増えてしまったこととか、周囲との人間関係が微妙に崩れてしまったとかがあります。直接の上司であった女区長とは、うまく人間関係を築けなかったですね。
その上、仕事でミスをする→上司に注意される→上司の目を気にしすぎて萎縮してまたしてもミスを重ねるといった悪循環状態に陥ってしまいました。

その当時、私は上を目指してまっしぐら!という感じでしたので、鬱病にかかってしまったのは、今後の仕事を続ける上では致命的でした。精神科に通ったり、1ヶ月間の有給休暇を使って休んだり、実家に戻ったりしたのですけど、そんなことで治るわけはなく、「やっぱり、この仕事に向いていない」との思いが強くなっていきました。
それでも悩んでいたもっとも大きな理由は、「お金」の問題があったからです。

もちろん、今後昇進をしないで勤務し続けるというというのもあったのですけど、精神的に完全に参ってしまって、自殺しかねない状況でした。

辞めるかどうか悩んでいたときに、女区長が代わるという話を聞いていて、期待していました。上司が代われば、人間関係も変わるのかなと思って期待もしていたのですけど、後任の女区長の人が刑務所時代の上司(しかも統括)だった人で、この人にも期待できないことがわかって、これが最終的な後押しになりました。

結局、退職すると女区長に伝えたのは、退職日のちょうど1ヶ月前のことでした。そのときの女区長がなんとなくほっとした表情を見せたのは今でも思い出すと非常に腹が立ちます。

刑務官の仕事は対被収容者でもストレスがたまりますけど、対職員ではもっとストレスがたまります。

10月 15, 2004 日記・コラム・つぶやき |

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