刑務官が公判期日忘れ=2回、被告出廷遅れる−札幌拘置支所
また、「札幌拘置支所」ですか?こないだ、女子刑務官の夜勤配置を宴会のために男子に代えたとして問題になったところなのに。
時事通信社の記事から。
札幌市東区の札幌刑務所札幌拘置支所(沢村佳夫支所長)の刑務官が昨年12月と今月の2回、公判に被告を連れて行くのを忘れ、開廷が遅れていたことが26日、分かった。複数の刑務官がチェックを怠ったのが原因で、同刑務所は処分を検討している。 同刑務所によると、12月17日午後1時半からの札幌地裁公判に被告を連れて行くのを忘れた。期日を覚えていた被告本人の指摘を受け、地裁に連れて行ったが、開廷が約20分遅れた。刑務官が期日を出廷簿に書き忘れたのが原因。 今月24日には、別の被告を午前9時50分からの同地裁公判に連れて行くのを忘れ、開廷が約35分遅れた。前回の公判に出廷した刑務官が次回期日を聞き違えたのが原因で、地裁からの連絡で気付いた。
立て続けに2回もかよ!被告人を連れて行くのを忘れたというのは結果的には同じなのですが、プロセスが違うようですね。
最初のケースから。
次回期日を聞いたら、その場でメモ紙に素早く控え、その後出廷カードに転記します。
もちろん、出廷期日を控えなかった職員が最も悪いのですけども、出廷カードを確認しなかった出廷係長もダメです。
2番目のケースから。
出廷勤務にあたる場合、次回期日は聞き漏らしてはいけない最重要事項の1つです。判決や求刑と同様です。
出廷期日を聞き違えて、それをそのまま出廷カードに書いて、施設側はそれを信用したままだったのでしょうね。
被告人が単独の場合は、戒護にあたる刑務官の方も1名であるケースがほとんどです。開廷中は手錠も外します。ですから、戒護に当たる職員の責任は非常に重大です。
出廷勤務は拝命が浅い職員でも担当につくことがままあります。夜勤明けで午前中出廷なんてこともあるのですどね……
拘置している施設と事件管轄裁判所の距離がある場合、1日に3度程度の定期便があって、裁判の始まる時間帯ごとにバスで連れて行きます。午前中開始、13時台開始、14時台以降といった感じで分けられます。場合によっては、定期便以外に特便を出す場合もあります。
手錠は、私が勤務していた頃は女子の被告人に対しては片手錠が通常でしたね(男子に対しては両手錠)。今はどうしているかはわからないです。
1月 27, 2005 | Permalink | コメント (14) | トラックバック (0)