公判中に証人の主婦殴る…乳幼児殺傷事件の氏家被告
法廷で3名戒護でも予期せぬ事態は起こりうると言うことで。
この被告は、殺人事件の1週間前に名古屋刑務所豊橋支所を出所したばかりでした。
ソース:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050728i209.htm
28日午後2時5分ごろ、愛知県安城市での乳幼児殺傷事件の公判が行われていた名古屋地裁で、殺人、傷害罪などに問われた住所不定、無職氏家克直被告(34)が、証人として出廷した被害者の20歳代の主婦を殴り、額に1週間のけがを負わせた。名古屋地検は氏家被告を傷害罪で追起訴する。
主婦は今年2月、同市のスーパー「イトーヨーカドー安城店」で11か月の乳児が頭をナイフで刺された事件の際、氏家被告に顔などをけられて2週間のけがを負い、この日、証人として、法廷に立った。公判が始まって間もなく、検察側から「暴力を振るったのは被告ですね」と尋ねられた主婦が、氏家被告を見て、「そうです」と答えると、被告人席に座っていた氏家被告がいきなり立ち上がり、こぶしで主婦の顔を殴りつけた。
証人尋問の際、氏家被告の手錠や腰縄は外されており、両脇には名古屋拘置所の刑務官3人がいたが、暴行を止めることができなかった。
公判は1時間20分後に再開し、伊藤新一郎裁判長が「なぜ、あのようなことをしたのか」とただすと、氏家被告は「顔を見て、声を聞いて、カーッとなって……」と答えた。伊藤裁判長は「(起訴事実とは)別に(刑事)責任を取ってもらう」と述べ、氏家被告に腰縄を付け、ついたてを立てたうえで、別の証人2人の尋問を続けた。
名古屋拘置所の海江田司所長は「戒護(警備)の間げきを突かれたもので、今後、戒護方法を検討し、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。
刑事訴訟法は、被告に暴行や逃亡の恐れがある場合を除き、公判では被告の身体を拘束してはならないと規定しており、法廷内では通常、手錠や腰縄を外す。
名古屋地裁の田中良二総務課長は「過去2回の公判で暴行のそぶりはなく、検察庁からも暴行の恐れがあるという情報はなかった」と説明。被告や証人が座る法柵の内側に、法廷警備員を配置していなかった。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45123/5214595
この記事へのトラックバック一覧です: 公判中に証人の主婦殴る…乳幼児殺傷事件の氏家被告:

コメント
普通の出廷と違い3人つけていても取り押さえる事が結果的に出来なかったのは・・・
色々言い訳があると思いますが、意味ないです。。。
多分、外部の批判は避けられないと思う。
投稿: | 2005-07-29 13:32
事件が事件だけだった故に3名戒護にしていたはずなのに、今回の事故を防げなかったのは、拘置所側の大きな落ち度だと考えます。寝てたんじゃないでしょうね?と疑いたくなるのですが。
刑務官にとっては当たり前でも、「密着戒護」(サンドイッチ式戒護)は弁護士会からの批判があります。
地裁側も対策を施していなかったのもまずいですけども、身柄を預かっているのは拘置所側ですから、今回の事件に関しては、名古屋拘置所側は何を言われても仕方ないでしょうね。
投稿: 管理人 | 2005-07-30 19:52
証人は事件当時に被告人から殴られて怪我をしている人なのに、よく法廷に出てきたと思います。それなのにまた、怪我をさせられた…。
職員の落ち度は重いです。
アクリル板で仕切りを作るなどの対策が必要です。
それにしても情けない!!
投稿: 不肖 | 2005-08-01 08:20
この事件で、氏家被告に監置20日間と過料3万が科せられました。
なお、この件については傷害罪で追起訴とのことです。
ちなみに、監置というのは、裁判所での秩序を乱した者に対して科せられる処分です。
職員の処分の方はまだですかねー。
投稿: 管理人 | 2005-08-10 23:07