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少年院の教育が教育現場で注目されている

読売ウィークリー12月4日号で宇治少年院の話題が取り上げられていました。学校教育の現場で勤めている先生達が見学していたとのことです。学校教育が矯正教育を参考にというのは世も末のような気もしますが。
2号連続になるので、12月12日号にも掲載されます。

読売ウィークリーのサイトでは以下のような目次で紹介されています。

「矯正教育」に教師、保護者がすがる理由
子どもの非行や犯罪に頭を悩ませる教師や親。決定的な解決策がないのが現状だが、いま、少年院の矯正教育に、そのヒントを見出そうという動きが出始めている。教育現場が注目する、その実践システムとは――。

11月 23, 2005 News |

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コメント

世も末という表現には違和感があります。

矯正教育は特殊教育の一種ですから,学校教育との関連も深いと思いますよ。
宇治はADHDの教育実践で先駆的な実績を残している施設ですから,ADHDやLDに悩む学校の現場には参考になる部分が多いと思います。

不肖は現役の法務教官として,下手な学校教育よりまともな教育をしているという自負を持っていますし,現場の法務教官も同感の人が結構います。学校教育>矯正教育ではないと思います。

投稿 不肖 | 2005/11/23 19:03:17

この記事を書かれた方のものだと思うのですが、2004年春にアエラで、宇治少年院の記事を拝見しました。丸刈り直後の少年の後姿写真に少し涙した記憶があります。
私も、学校教育>矯正教育とは思いません。
小学校へも仕事で行くようになりましたが、
疑問を感じる時があります。
まだ小学校教育が厳しかった世代に入るからかもしれませんが。

投稿 青坊 | 2005/11/23 20:08:58

別に学校教育>矯正教育のつもりで書いた訳ではありません。そもそも24時間体制で教育にあたっている矯正教育と、24時間体制であたっていない学校教育を比べるのは無理です。
少年とはいえ犯罪を犯した人間に対する教育を一般の学校が参考にしなければいけないほど、今の教育現場が乱れているのかを嘆いただけです。

投稿 管理人 | 2005/11/23 23:28:53

教育の現場が乱れているのかは断定できませんが、昨今のこども(少年、少女)たちを取り巻く社会構造や彼らの精神構造が複雑化していることは事実であると思います。

医療の世界でしばしば用いられ、医学生であれば小児科の講義または実習で必ずといってよいほど耳にする表現に「こどもはあくまでもこどもという生き物であって、大人のミニチュアではない」というものがあります。

こども(少年、少女)に接し、適切に対応していくには、専門家としての知識や技能が必須であると私は思います。(それ故、医療の世界にも小児科医や児童精神科医がいるのです)

ですから、教師、法務教官、小児科医、児童精神科医、臨床心理士など、こども(少年、少女)の専門家が交流をもったり、互いに意見交換をしたりすることは、各々の知識や技能を磨くという点において意義のあることだと私は思いますし、ひいてはそれぞれの現場にとってもプラスになると思います。

投稿 XYZ | 2005/11/26 0:30:30

初めまして。
現在社会人ですが、将来、青少年の保護、育成に携わりたいと考えていて、カウンセリングなどの授業を受けています。
ほかに、どんなお仕事があるのでしょう?
あるいは、どんな段階を経ると、そのような立場になれるのでしょう?
よろしくお願いいたします。

投稿 yuuki | 2005/11/27 16:00:40

>yuukiさん
私がお伝えできるのは医療系の職種に限られますが、青少年の保護、育成に携わることができるものとしては、小児科医、精神科医、臨床心理士などがあります。

小児科医、精神科医になるためには医師免許を取得しなければなりません。医学部(医科大学)に在籍し、6年間の課程を修了することにより医師国家試験の受験資格が与えられ、それに合格することで医師免許が取得できます。また、現在は医師免許取得後2年間の臨床研修が必須となっています。

臨床心理士は医師と違って国家資格の制度がまだなく、民間の認定資格となります。最もメジャーなものは、日本臨床心理士資格認定協会が認定する臨床心理士資格です。資格試験の受験資格はやや複雑(複数種のパターンがある)ですので、関心があれば同協会のホームページ等でご確認ください。大雑把に言うと、大学院で心理学を専攻し、その課程を修了していることが受験資格を得るための基本要件です。

医療系の仕事は相手の健康や生命を守るものであるため、資格取得までの道のりは非常に厳しく、資格を取得してからも、日々のたゆまぬ努力、勉強が必要となります。しかし、本当の意味でのやる気があれば、とてもやりがいのある仕事でもあります。

投稿 XYZ | 2005/11/29 21:28:08

>yuukiさん
医療関係についてはXYZさんに説明していただいたので、それ以外に、青少年に関わる仕事を補足しますね。
コメントにもあったように、教師や法務教官が一例ですが、他にも鑑別技官、保護観察官、家庭裁判所調査官などといった職業も少年に関わる仕事です。いずれにしても試験を受けないといけませんけどね。教師以外は、何らかの非行を犯した少年が対象となります。
現在、カウンセリングについて学ばれていると言うことなので、興味があればBBS(Big Brothers and Sisters Movement)会に参加されるのも手だと思います。
BBS会は、様々な問題を抱える少年と,兄や姉のような身近な存在として“同じ目の高さ”で接しながら,少年が自分自身で問題を解決したり,健全に成長していくのを援助するとともに,犯罪や非行のない地域社会の実現を目指す青年ボランティア団体です。
どのような視点から青少年に関わりたいかを考えて、職業を選んで欲しいと思います。

投稿 管理人 | 2005/11/30 20:26:01

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