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判決未決者の処遇、「代用監獄」で対立・有識者会議初会合

ソースは、http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051206AT1G0603306122005.html

監獄法がなぜ完全に改定されなかったのかは、代用監獄の問題があるからです。長年にわたって法務省&警察庁vs.日本弁護士会の対立が続いてます。

 刑事事件の容疑者、被告ら判決が確定していない未決拘置者の収容や処遇の在り方を検討する有識者会議(座長、南博方・一橋大名誉教授)の初会合が6日、開かれ、法務省と警察庁、日本弁護士会から意見を聴いた。未決者を収容する拘置所の代わりに警察の留置場を使う「代用監獄」について、存続が必要とする両省庁と、廃止を求める日弁連の意見の対立が改めて浮き彫りになった。
 会議では、代用監獄について両省庁が「運用も改善されており、廃止し多くの拘置所を建設するのは非現実的」(法務省)、「維持以外に方法はない」(警察庁)と現状維持の考えを強調。これに対し日弁連は「代用監獄は虚偽の自白を強要するもので、廃止すべき」と主張した。
 また法務省が、収容者の権利義務の明確化や、接見機会の拡充、不服申し立て制度の整備など、法改正の方向性を提示。拘置所での接見や電話の使用などについては、連日開廷となる裁判員制度の導入に伴い充実が必要との考えを示した。

また、共同通信社の記事では、以下のように書かれています。

法務省は全国の警察留置場約1300施設に対し、未決者を収容できる拘置所や刑務所が約150施設しかないことを挙げ「代用監獄の廃止は現実的でない」と説明。

基本的に、未決被収容者を収容する施設は、地方裁判所とその支部単位で建てられています。今の現状で代用監獄を廃止したとすれば、施設が即パンクするのは目に見えています。現状でも、別件持ちで現場検証とかあったら、戒護に当たる職員のやりくりでヒィヒィ言ってるのにですよ。

日本弁護士会の言うとおりにすれば、拘置監(未決被収容者を収容するためのスペース)をたくさん建てて、ということになるのでしょうけども、施設を建設する費用や人的リソースの負担はどこから捻出するの?と言いたくなります。

12月 6, 2005 News |

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コメント

弁護士会の一部の人間が言ってるだけでしょうか。ある弁護士の本には、警察署の方が近いから、警察署に面会に行くほうが良いという
意見もありました。被疑者にしても、留置場の
方が冷暖房も入っているし、煙草も吸えるから、留置場の方が良いのではないでしょうか。
日本人の特性なのか、こういう議論で、反対意見を述べる時って、絶対、具体的提案をしませんね。困ったものです。どうしろというのでしょうか。

投稿 主任 | 2005/12/11 11:00:32

対案もろくに出せずに、反対、反対と叫んでいるだけなら、反感を買うだけですね。
ネットや書籍で出てくる反対派の声は、「反対」と「理由」だけ言っていて、「具体的改善策」を示していないものばかりです。頭でっかちな考えで現場を見ていないのが見え見えで嫌気がさします。

投稿 管理人 | 2005/12/12 18:43:05

 はぁ??具体的改善策??お金かけて拘置所増やして人も増やすのが当然でしょう?

 代用監獄の運営が改善された??代用監獄がらみで弁護人の接見交通権侵害の国家賠償訴訟が決して少なくない数起きていて、裁判所による認容事例も少なくないことを承知で言っているんですか?

 金がない、といういいわけができる分野とできない分野があります。刑事司法は金がないといういいわけができない分野だと思いますが。

 あえて具体的改善策を考えると、取調べに弁護人が全件立ち会い、全件録音、9時~5時以外の取調べは一切行わない、留置管理官は捜査官とは別の人事で交流も断ち切る、責任者を別途署長以外におく、など行えばいいんじゃないですかね。どれも法務省、警察庁は飲まないでしょうが、だったら対案をだせ、と思います。

投稿 刑事訴訟法専攻 | 2005/12/25 17:00:10

>刑事訴訟法専攻さん
 あなたの頭の中では「警察官」「検察官」は何が何でも容疑者を有罪にしようと,丁稚上げを平気でやるような人種となっているのでしょうか。
 確かに過去にはそういう事例もありましたし,これからもそういう事例は出てくる危険性はあるでしょう。
 そのために司法が抑制・けん制していると思うのですが。
 代用監獄が冤罪の温床になっているというなら,起訴後の有罪率の高さをどのように説明しますか。あやしい事件には司法はきっぱりと無罪を宣告しています。(直近では佐賀事件)そのアフターケアに刑事補償制度もありますし。
 私が思う「具体的改善策」は,警察署の留置場を国が管理して,刑務官が勤務するという案ですが。
 そのためにはそれなりの予算措置が必要ですが。
 
>取調べに弁護人が全件立ち会い、全件録音、9時~5時以外の取調べは一切行わない
 弁護士も暇ですね。法科大学院の乱立で弁護士も余る時代だからちょうど良いのでしょうか。その費用がどこから出るのか分かりませんが。弁護士のボランティアならよろしいですが,それに付き合わされる警察官等の超過勤務手当は税金由来です。
 こんなことをして捜査を妨害して,時間切れを狙うのではないかと勘ぐられますよ。
 刑事司法分野といえども,広く国民のコンセンサスが必要です。聖域はありません。大多数の国民が,手錠をかけられることもなく生涯を閉じるのに,そこまで容疑者を擁護する制度が必要なのでしょうか。
 何もしていない人がある日突然逮捕されて,無理やり起訴される危険性を国民のどのくらいの人が感じているでしょうか??
 一人の取調べにかけられる費用や人員が多くなれば,他の事件にかけられる費用や人員が減ります。ただでさえ,犯罪認知件数が増えて,検挙率が低下している現状で,犯罪者の権利擁護にそのような費用・人員をかける余地があるでしょうか。
 少子化対策,高齢者対策,災害対策など「善良な国民」を救済するための予算も十分に講じられていないのにです。
 もちろん,警察・検察には厳正な捜査を行うことが要求されますし,冤罪が発生した時には,捜査官は厳しく処分されれば良いと思います。
 現場というか現実を知らずに,机上の人権理想論を現実に当てはめようとしても,嵌るはずがありません。
 法学の勉強もよろしいですが,もっと現実を学ばれることもよろしいかと思いますが。

投稿 不肖 | 2005/12/25 19:57:25

現在の留置場の管理は事務系が管理し、捜査関係はノータッチですよ。警察関係の本を読めばわかると思いますが。弁護士会が言うのは、拘置所を増やせでしょ?その資金はどこから出すのか?この答えが対案では?実現不可能なことは具体的対案とは言いませんよ。

投稿 主任 | 2005/12/30 11:58:30

代用監獄って言ってもタバコは吸えるし看守は人間味のある人が多い。それより別の留置場の人との手紙の内容を全部検事が知っているのは何故なのか誰か教えて下さい。

投稿 匿名 | 2006/02/22 10:25:42

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