ITなんてもろい
闘う刑務官!−新しい刑務所の記事によると、PFI方式を採用する美祢社会復帰促進センター(山口県美祢市)では、ICタグによる遠隔監視や扉の遠隔操作などのIT技術が導入されるということですが、これには正直不安を感じざる得ません。
IT業界で働いているから痛感するのですが、ITというのはものすごくもろいものです。ハードウェアは3〜5年程度しか持ちません(故に、ハードウェアの取り替えは発生します)。制御ソフトウェアのバグも考えられます。ネットワークの障害も考えられるでしょう。受刑者各人の衣服に取り付けるICタグの故障も充分考えられます。
が、なんといっても怖いのが停電です。ITというのは電気というインフラに非常に依存しています。停電したら警備システム全てがおシャカになりかねません。こういった非常事態まで想定しているとは考えづらいです。
社会復帰促進センターと名乗ることになりますが、実質は刑務所です。逃走事故は絶対に許されません。IT技術を導入したことが逃走事故を誘発する原因にならなければ良いのですが……
1月 16, 2006 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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コメント
収容者が怒りに任せて、
タグをはずして壊してしまうと言う事があるかと思うのです。
いたずらして取り替えたりとか。
そういうのには機械は対応できないので、トラブルも多くなることが予想されます。
A級を収容するのかと思いますが、機械トラブルなどで仕事が増えてしまいやしないか心配です。
投稿 ななし | 2006/01/16 17:46:55
>ななしさん
人的なものだと、いくらコンピューターでも対処できないでしょうね…。非収容者の中にはIT関係に精通している者がいるでしょうし…。今、ニュースで騒がれている人とか…。
>管理人さん
受刑者の衣服にタグをつけるとの事ですが、脱いでしまえば、どこにいるか解らないのでは…。と子供じみたことを考えてしまいました。何らかの対処機能がついているんでしょうが。IT技術は最小限にとどめ、人の眼で看ることがベストなのかなと感じました。
投稿 ふう助 | 2006/01/16 20:02:55
食肉管理で使用されている、耳か鼻にピアスしてはずせなくするか、皮膚にカプセル埋め込みしてしまうタイプが一番実績もあり面倒がなくていいようです。
問題は人間への適用だけ。
投稿 私刑執行人 | 2006/01/16 23:09:44
>ななしさん
取り付け方によっては、故意に取り外されたり、壊したりという場面も充分考えられると思います。
後怖いのが、洗濯工場での水分+熱で壊れてしまうことですね。
>ふう助さん
ICタグと読みとり機の関係を考えると、ICタグが付いている上着を脱がれたときの対策というのは、運用で逃げるような気がします。
女子の場合、上着になりうるものとして、
・作業服(半袖・長袖)
・パジャマ
・トレーナー(冬用)
・ムームー(夏用)
があります。
>私刑執行人さん
いくら相手が受刑者といっても、あなたが言う方法は人道的に問題があるかと思います。
(管理人の追記)
ICタグは、読みとり距離が思ったほど長くありません。UHF波を使ったものでも9m程度です。ICタグを使ったおなじみのものであるSuicaとかはわずか10cm程度ですからね。
そのため、読みとり機は施設の至る所に設置しなければいけないでしょう。また、固定式だけだと、通過して、その先の場所にいるだろうという推測だけしかできませんので、移動式のものも職員に持たせないといけないかと思います。
それと、ICタグそのものにどのような情報を入れるかも問題ですね。最小限でいくならば称呼番号のみを持たせればいいかとは思うのですが。
投稿 管理人 | 2006/01/17 20:21:45
管理人さま、はじめまして、いつも、ブログを拝見させて頂き、勉強させて頂いております。
島根あさひの開札が行われ事業者が決定しました、15年に渡り施設警備と機械警備に就いている者として・・・。
山口美弥のシステムは一抹の不安があります、事業を担当する警備会社は、機械警備による人件費の低コスト化で莫大な利益を上げています、ITを駆使した警備システムは諸刃の剣にて、機器の通信エラー・誤作動が意外にも多いです、停電に関しては非常用バッテリーが作動します、ただし、バッテリーが作動している間に、何らかの方法で電源を確保する必要があります、最終的には処理する警備員の資質が大きいです。
山口美弥・島根あさひ、昼間は集団処遇、夜間は独居処遇です、区域内の独歩が原則にて、被収容者と接する警備要員は、刑務官並みの訓練と研修が必要と思います、両センターがA級と言えど、被収容者に警備要員が篭絡される危険性が大きいと思います、最新のITシステム、扱うのは人間ですので、先ずは要員の教育訓練が重要と思います。
長文駄文にて失礼いたしました。
投稿 警備員 | 2006/10/05 17:59:23
(追記)
山口美弥・島根あさひ、両センターを落札した大手警備会社ですが、社員採用のハードルは高いです、警官並の身元調査が行われます、自衛隊・警察・消防からの転職組も多く、武道経験者も多数おり体育会系です、階級制度もあり、それより「真報」と言われる実事故・有事対応経験者、実務能力の高い者が幅を利かせる「実力主義」の傾向が強いです。
被収容者の位置情報システム、所内はICタグ、構外作業はGPSを利用したものです、衣服のすり替えですが・・・舎房は独居処遇にて、被収容者同士の独居交通を禁止するでしょう、発見された場合は懲罰対象でしょう?開放処遇の施設にて、各所に最新式の防犯カメラ、各種センサー・防犯カメラを搭載した巡回ロボットが舎房内を回り、舎房内の警備要員ステーションや保安本部にて監視されているかと思います、民間の警備要員の配置の関係で、両センターの警備隊、他の施設より増強されるかも知れません、開放処遇の施設にて、脱獄は絶対にあってはならない事故!! 管機の分遣隊も配置されるかも知れません? 警備会社の方も、自衛隊の空挺レンジャー部隊・特警隊の出身者で構成された特別班を編成すると思います、戒護は刑務官の仕事です。
投稿 警備員 | 2006/10/05 23:50:23