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自所でのことすら学ばないのか

学習能力がないというのはこういうことを指すのでしょうか。

大阪拘置所:受刑者に暴行、中傷の疑い 看守部長を処分

 受刑者に暴行や差別的な中傷をしたとして、大阪拘置所は7日、処遇部門の男性看守部長(32)を、特別公務員暴行陵虐容疑で大阪地検に書類送検し、減給6カ月(100分の20)の懲戒処分にした。
 調べでは、看守部長は今年5~7月、大阪市都島区の同所内にある工場で、他の受刑者に会釈したり、自分勝手な発言をしたなどの理由で男性受刑者6人を注意。この際、胸ぐらをつかんで揺さぶり、後のロッカーや壁に後頭部を打ち当てるなどした疑い。
 この他、入浴場でふざけて受刑者2人の髪をそったり、背が高く運動神経の鈍い受刑者を「うどの大木」とばかにするなどの行為もしていた。看守部長は「一生懸命やろうと思ってやりすぎた」と供述しているという。

 他の受刑者からの申し出があり発覚。この工場では別の看守部長も今年1月、受刑者に暴行したとして書類送検され、起訴猶予処分になったばかり。井上慧・大阪拘置所長は「再発防止に向けて指導や研修を一層充実させる」などとコメントした。

拘置所で受刑者?言われてもピンとこない人もいるかと思いますので説明を。
通常、刑が確定したら、移送待ちの期間を過ごした後、刑務所で服役となるのですが、拘置所の経理作業(調理・清掃・営繕工事・舎房内雑用)をこなすために、A級の受刑者(しかもスーパー級)の受刑者がいます。未決の内に目をつけておいて、判決が下ったら、同じ施設で刑に服させるのです。自所執行受刑者と言われます。

刑務所に移送となる受刑者よりかはかなり扱いやすいのをいいことに調子こきすぎたんですかね。

32才で看守部長といえば、中等科出のはずなのでもったいないよなー。
でも、学習能力がないのなら、上に上がれば上がるほどやっかいな存在になるし。刑務官としての資質に問題があったとしても誰も何も言ってくれなくなります。

「他山の石以て玉を攻むべし」

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コメント

名古屋事件の教訓が生かされていないです、相手が懲役だからと軽度の暴行や暴言を吐き、挙句の果てには「職務に熱心な余り・・・」と言い訳する、暴力教師・セクハラ教師の言い訳と同じです。

スーパーA級と申せば、PFI刑務所(美祢・喜連川・播磨)は大丈夫でしょうか? 戒護権が無い警備員から同様の行為が発生しないことを願います、ジンバルドー教授の「スタンフォード監獄実験」の結果がありますので・・・。

投稿: 刑無 | 2007-11-08 22:20

大阪拘置所
2007年11月07日

洗濯や炊事などの刑務作業に就かせるため、拘置所に収容中の
受刑者に暴行したなどとして、大阪拘置所は7日、処遇部の
男性看守部長、園田勉(32)を特別公務員暴行陵虐の疑いで
大阪地検に書類送検し、減給5分の1(6カ月)の懲戒処分にした。

調べによると、園田看守部長は拘置所で刑務作業の監視に
あたっていた5~7月、受刑者の胸ぐらをつかんで後頭部や
背中を作業場のロッカーや壁に打ちつけるなどで計6人に
暴行した疑い。「行動を注意するつもりが行き過ぎた。
反省している」と述べているという。

また、別の受刑者を「ウドの大木」と呼び、受刑者2人の
頭髪をカミソリでそる不当な行為もあったという。

投稿: | 2007-11-17 04:15

通称「LB」級と呼ばれ、長期の受刑者が多いことで知られる徳島刑務所。
最近になって、暴動があった。

11月16日午前、ある工場で作業中に、突然、60人の受刑者が大暴れ。
現場にいた二人の刑務官が暴行を受け、重傷。
非常ベルで駆けつけて、応援の刑務官は切りつけれらるなどし、
大けがをした模様だ。
徳島刑務所では、先日、週刊現代11月17日号で
「徳島刑務所「変態医師」恐怖の“肛門虐待”」
記事が掲載された。
今回の暴動と、この記事に関連があるという。
「マツオカという、刑務所の医者が診察はまともにしない、診察のたびに
受刑者の肛門に指をつっこむと、
とんでもない医者。それに不満が爆発したらしい」
と徳島刑務所関係者。

投稿: | 2007-11-17 21:09

暴動がついに起こったという感じですね。
週刊誌の報道が引き金かどうか分かりませんが、刑務所のおかれた現状は殆どの施設でこのような状態だと思います。
一番手薄な高松管区のしかもLB施設で起きたという点が救われるところでしょうか。

報道されないまでも同様な暴動や騒擾はどこの施設でも起きていることです。

このように報道されて、国民の側がどのように捉えるのかが気になります。

投稿: 不肖 | 2007-11-19 03:12

 はじめまして。以前から拝見していましたが、初めての投稿になります。
 徳島の暴動の件ですが、想像しただけで身が震えます。工場で受刑者がいっぺんに襲ってきたら、どうすることもできないでしょう。死ぬ可能性もあります。護身術、非常ベル、役に立ちません。鍵奪われて、堂々と正門から出ていけるでしょう。
 不肖さんがおっしゃっているとおり、どこのも施設でもこういうことが起きてもおかしくないです。とある施設の職員暴行事案は月平均20件だそうです。
 ではなぜこうなってしまったのか?
 答えは簡単です。新法です。
 私は、3年前、新法の条文を読んだとき、矯正はガタガタになることを予感しました。保安・警備についての文言がかなり後の章に追いやられています。矯正処遇?LBの受刑者に矯正なんて無意味です。人を殺したりするのなんてなんとも思ってないですから。
 一部の職員はさておき、多くの職員は家族を養うために、一生懸命勤務しています。再犯率を下げることも大事ですが、もっと大事なことをわすれてはいけません。
 長文失礼しました。

投稿: I | 2007-11-22 00:09

LB施設はどこも大変な緊張感に包まれています。私はA刑,O刑くらいしか観たことが無いですが担当さんのご苦労は見に沁みて分かりました。

一方でスーパーAの社会復帰センターができているという現状。

そろそろ施設間で処遇というか保安警備に差を付けるときではないでしょうか。
アメリカでは一切被収容者に近付かず,遠隔操作で扉を開けて独歩させているところもあります。

LBはまごうことなく重警備施設として整備されるときに着たのではないでしょうかね。
暴動が起きたら暴徒鎮圧弾くらいは使用しないと収まりがつかないでしょう。場合によっては銃器の使用も考えられます。

今まで「情」で処遇していた時代とは明らかに異質な施設事情になってきたのでは感じます。

新法については,下位法令でそこらへんを整備していくことになるのでしょう。刑務官の職務権限が明確化されたのですから,引くことなくかつやりすぎることなく,厳正な刑の執行に務めてもらいたいと思いますし,私もいつか幹部として現場に出て行くときはそれくらいの覚悟で臨むつもりです。

投稿: 不肖 | 2007-11-22 23:32

刑務所に入るには、どの程度、何回犯罪を犯したらということが皆さん分かりますか?
ほんとに世の中のゴミですから。
皆さんも、ものを盗まれたり、身の回りでひどい目にあった人等々。その犯人が、刑務所に行きましたか?
それを人権だのなんだの大声で。そんな、奴らが居る刑務所で、更に行儀の悪い奴は死んで当たり前。
刑務所の維持管理にどれだけの税金がかかるか。
刑務官にもっと権限を与えるべきだと。
刑務所に3年もいれば生きてでられないくらいでないと、と私は思う。

投稿: 右より | 2007-12-05 06:31

岐阜でまたもや篭絡事案が…
どうしてそうなってしまうのかな。という気持ちになります。

投稿: 不肖 | 2007-12-17 04:45

お久しぶりです。

徳島の暴動ネタとかは、女子からすると無縁なのかとも感じたりします。LB受刑者ばかり集めているというのが正直想像つかないのですよ。
女子の場合は、A、B、L、Mごちゃ混ぜ故に、似たような犯罪傾向の人間ばかりが集う場ではないですし。

ただ、暴動に発展するまでの経緯が、「医療」という生きるのにある程度ニーズの高いものだったというのを聞いて納得。衣食住が保証されているのなら次にネックになる部分は?と考えれば自分の健康を保つことでしょう。

新法自体はもう少し様子を見ないと答えは出ない気がします。監獄法が現代にそぐわないモノがあったのは事実ですからね。

収容級ごとに厳密に収容している男子の場合だと、どの収容級の施設でも同じレベルの処遇をというのは無理に来ているのかなと。「情」で処遇できる限界はとうに超えているのに。「情」で処遇できる限界を越えている自体はバブルがはじけてしばらくしてから感じ始めていたはずなのに。

女子の場合、「女」であることというのは、職員も受刑者もある程度共通な部分があって、それ故に理解できる部分や反発してしまう部分があります。生きていく上で通っていかなければならないポイントというのは職員・受刑者とも共通する部分がありますし。
ただ、年齢的なバランスを考えると「女」としての経験値が少ない職員が圧倒的で、ごく一部の経験値豊かな職員たちの手で施設運営が支えられているのが現状でしょう。

投稿: 管理人 | 2007-12-17 21:31

受刑者、犯罪者ですよ!
なぜ、人権とか生きることを必要と考えるのですか?
被害者が救済されてからのことでしょ。

投稿: 右より | 2007-12-25 05:32

矯正は犯罪者の「再生」を主務とする仕事です。彼らは確かに被害者に過酷な苦痛を与え,場合によっては命すら奪っている。
しかし,我々が彼らにしてあげられることは「気付き」なんです。100人の受刑者のうち10人でも,「立ち直ろう」という気になってくれればいいんです。そのためには彼らに人間としての尊厳を認めなければならない。
「罪」は消すことはできない,その「罪」に立ち向かってもう一度社会に出てやり直す機会を与えるのが矯正の仕事です。
単なる復讐では彼らは再び犯罪を犯すでしょう。
ですから,矯正職員の「感銘力」が求められるのでしょう。
彼らは「虐げられた」という被害感情を抱いて犯罪に至っています。その気持ちを汲み取って処遇してあげることが矯正施設に求められるのだと思います。

投稿: 不肖 | 2007-12-28 03:08

受刑者は犯罪者です、確かに他人の自由と権利を侵害・被害者に癒えない心身の傷を負わせていることも多々あります。 犯罪者の人権に関心が集まり、被害者の救済が立ち遅れていることは誠に遺憾と思います。
受刑者を懲役で懲らしめる「応報刑」を再犯防止と、明治期の首相を務めた山縣有朋が論じています、受刑者も同じ人間です・・・刑務所で懲役刑を受けて、やり直せる機会を与え同じ過ちを犯さないよう矯正することも重要です。
「懲役がいることは、即ち被害者がいること、被害者の心情も鑑み厳しくも温かみがある処遇が重要」と先輩・上官に言われたこと、現在も矯正処遇の基本にしています。
犯罪者の全てを「死刑に処すべき」との過激な論調もありますが、刑執行を行う者たちに「一生、裁かれない罪」を背負わすのは酷です。

投稿: 刑無 | 2007-12-28 22:09

みなさん、真面目すぎと言いましょうか、人が良すぎるのか。。。。
受刑者の再犯率より以前に、何度か逮捕され執行猶予の刑を受けていて、更に罪を重ねて刑務所に行くのが、9割以上ですよ。
更正の余地があるなら、執行猶予で十分でしょ。刑務所に行くまでに、何人の人間が泣いていると思いますから?
被害者の前で、教育刑だの受刑者の更正の話をしてみてください。できますか?
たぶん皆さん、犯罪被害にあったこと無いのでは?

投稿: 右より | 2008-01-02 07:31

死刑執行については、自衛官にさせるべきと思います。
命をかけて、国を守るといいますが。以前、銃の射撃訓練中に精神状態がおかしくなり、ライフル銃を持ったまま逃走した自衛官が居ました。その際、自衛官誰一人、ライフルを乱射した自衛官を射殺できなかった。幸いに、けが人が出ないまま警察官に検挙されましたが。
本来なら、乱射した時点で射殺できなければいけないと思うのですが。
人が撃てない自衛官では、国が守れるのかと疑問があったもので。
私は、ベトナム戦争経験のある人から話を聞く機会がありました。戦場で初めて人を殺し自殺を考えたと。過激なことを言いつつ、その人の話を今思い出しました。
これまでの、異端的発言をお許しください。
良い年になることをm(_ _)m

投稿: 右より | 2008-01-02 07:48

犯罪を犯して拘置所にて受刑する。まさしく、私がその当事者ですが、先日、3年振りに大阪拘置所から仮出獄して釈放となりました。たしかに、拘置所内には変人が多くて、相手を見れば、やはり自分がとんでもないところに来てしまったと思うわけです。拘置所ではエリートの人間が受刑すると言われていますが、私が居た間の感想は、そのような事はないと思います、また、審査する人間は分類と呼ばれる部門の人間で、法務省の役人だと思います。私が見て、受刑者の刑務所などへの振り分けは、適当ではないかと思います。などなど、私は内事情には、まだ詳しいので、世間に迷惑をお掛けした償いではありませんが、知りたい事があればお尋ねください。出来る限り、公開したいと思います。

投稿: 327 | 2008-01-04 17:01

「ロックダウン」と言う、米国の刑務所・受刑者を取り上げたドキュメント番組を見ました、刑務官たちは防刃ベストに防護手袋に身を固め、護身用の催涙スプレーと大型の特殊警棒・手錠を携帯しての勤務、運動でグランドに出る受刑者たちは手錠を掛けられた姿での連行、民族間・ギャングらのインフォーマルな体制による抗争劇、日本の刑務所では見られない別世界が展開されていました。

錠前を靴下に入れて凶器にした受刑者・刑務官への襲撃、これは男性受刑者だけではなく、女性の受刑者にもあること・・・米国の刑務所勤務は、命がけですね。
ある米国の副所長の言葉、「刑期が長くなると、連中は"家"と勘違いして勝手な主張をする、だがイニシアチブは我々にある、新入で上下関係を徹底的に厳しく叩き込むことが重要だ」。

投稿: 刑無 | 2008-01-06 00:13

トイレの水流し睡眠妨害=看守2人暴行陵虐で書類送検

大阪拘置所 7月10日17時47分配信 時事通信

トイレの水を繰り返し流し、被告の睡眠を妨害したとして、

大阪拘置所は10日、29歳と25歳の男性看守をそれぞれ

特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検するとともに、

減給の懲戒処分とした。

同拘置所によると、2人は昨年11月29日夕から30日朝にかけ計44回、

必要がないのにトイレの水を流し、保護室に収容中の30代の男性

被告の睡眠を妨害した疑い。

尚、この二人は以前、受刑者を暴行し大阪地検に書類送検された

刑務官、園田勉の後輩に当たる。

当該、29歳の看守が、勤務を交代した25歳の看守に

「お前も(被告を)寝かせんでええからな」と指示していたとれる。

29歳の看守は「保護室に収容されたにもかかわらず反省していない

言動に腹立ちを覚えた」と話しているという。 

悪辣な先輩刑務官園田勉の悪影響はこの様な形で暗い影を

落とすことになったわけである。

尚、同拘置所はこれまでにも数次、収容者の領知金銭を窃盗する

事件も勃発している。

これでは、泥棒が犯罪者を収容管理しているのと何ら変わらない。

刑務官がこの有様では世も末である。

※PS・節水はしなくてもイイのか!?(呆)


投稿: seven_of_nine722 | 2009-07-11 17:31

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