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広島刑務所の中国人受刑者脱走 警察庁が特別手配

昨日、私が現在住んでおります広島で重大事故が発生。

で、地元新聞である中国新聞で逃走経路とか見てみると、施設の中を突っ切った感じなんですよね。
Sp20120112009201

98台も監視カメラがあったというのに、捉えたのは1台だけ。
しかもカメラで逃走しているのを捉えて(10:30頃)から、いないということに気づくまでが約10分(10:40)。

当初、所内に隠れているとして、所内捜索に重点を置いていたことから、警察への通報も、近隣住民→広刑→警察。近隣の住民が見つけたのが11:12。警察通報が11:15。
ですから、いないと気づいてから30分以上経過して、警察に連絡している。

立地条件を考えれば、十分に逃げ切れるだけの時間は稼がれたと思います。
広島駅までも30分あれば余裕です。

仮塀が機能してなかったというのが最大の問題と思うんですが・・・ 想定外という言葉で片付けるにはあまりに重大すぎます。

最悪のことを想定して、警備計画を立てなければいけなかったと思うのですが、過去のB級施設の建て替え工事とかで慢心はなかったのか?

今後、建て替えを予定している施設は、施設計画そのものから見なおす必要があると思います。
特に男子の外国人を収容する施設では必要になってくるでしょう。

今回の逃走事故ですが、建て替えの計画を容認した本省側にも落ち度が多々あります。

刑務官が連れ戻すことのできる48時間というリミットも近く、それを過ぎてしまうと警察に頼るしかないという。

正直、今回の事故は、東京拘置所でのイラン人逃走事故以上に重大だと思っています。

以下記事です
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201201120092.html
広島刑務所の中国人受刑者脱走 警察庁が特別手配

 11日午前10時半ごろ、広島市中区吉島町の広島刑務所で、中国籍の受刑者李国林容疑者(40)=殺人未遂などの罪で服役中=が脱走した。工事中の塀を乗り越えたとみられる。広島県警は県内全域に緊急配備を敷き、他の中国地方4県警と愛媛、香川両県警に捜査協力を依頼。単純逃走容疑で逮捕状を取った。警察庁は全国の警察を動員して早期逮捕を図るため特別手配した。

 県警や刑務所によると、李容疑者は2005年、岡山市内で警察官に対する発砲事件を起こし、殺人未遂と公務執行妨害、銃刀法違反など10の罪で懲役23年の判決が確定。08年6月から広島で服役中だった。身長約173センチの中肉で丸刈りという。

 刑務所によると、所内の運動場で運動時間中、刑務官が点呼で李容疑者がいなくなっていることに気付いたという。作業服が脱ぎ捨てられており、上下白色の肌着で逃走したとみられる。

 刑務所外で李容疑者を目撃した道路工事の警備員男性は「(李容疑者は)気付くと尻もちをついた格好で、塀の下の路上に転がっていた。すぐに起きあがって東に走って逃げた」という。

 刑務所は施設の老朽化に伴い、03年から改修中。李容疑者は、運動場を囲う壁(高さ約2・6メートル)をよじ登り、処遇管理棟の屋上に登るなどして所内を東方向に逃走。本塀(同約5メートル)にたどり着き、工事用の足場を使って本塀を越えたとみられる。処遇管理棟の屋上で足跡が見つかっている。

 本塀には通常、切断されると警報音が鳴る鉄線「防犯線」を張っているが、工事のため取り外していた。本塀の手前には防犯線を張った仮塀(同約6~8メートル)を設けているが、李容疑者は屋上を伝ったため仮塀に触れなかった可能性が高いという。

 また所内には監視カメラ98台を設置しているが、李容疑者を映したのは、運動場の壁をよじ登る姿をとらえた1台だけだった。

 刑務所は市役所の南西約1キロにあり、周囲にはマンションや住宅が立ち並ぶ。中国地方で外国人を受け入れる唯一の刑務所で、11日現在で受刑者は1145人。うち55人が外国人という。

 法務省などによると、1989年以降、逃走防止を図っている矯正施設からの脱走は8件目。三浦守矯正局長は「国民に深くおわび申し上げる。事故原因を調査の上、再発防止に万全を尽くす」としている。

 警察庁の特別手配容疑者の指定は、1995年のオウム真理教関連事件で元信者を指定して以来という

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